確定検査とは?
確定検査とは、補助金や助成金において採択された事業完了後、受給者の実績報告に基づき、採択された内容通りに実施されたかどうか、経費が適切に使用されたのかを確認するためのの検査のことです。このような補助金や助成金の多くが、事業完了した後、確定検査をうけた後に「補助金額が確定」し、支払われる形となります。
補助金や助成金の多くは、国や地方公共団体のお金です。国のお金が、正確に、公平に、経済的に使用されているのかをチェックし、認められたのちに支払われるのです。
確定検査の内容
確定検査では、一般に下記のような点をチェックされます。提出された報告書などの確認とともに、必要に応じてヒアリングや現地調査お実施されます。
- お金が正しく使用されているか
- 補助金や助成金の目的に沿っているのか
- 採択された計画通りに進んでいるのか
- 当初の予定と違いはあるのか
確定検査での減額もありうる
なお、確定検査の実施後、事業の目的や計画から乖離していると判断された場合、採択時に予定されていた金額から、減額され支払われることになります。なお、最悪の場合全額が認められず、補助を受けられないという可能性もあります。
コメント
[…] なお、採択を受けたからといって、補助金額が約束されるわけではありません。事業の実施後、確定検査などにより補助金額の減額などが行われることもあります。 […]