事業再構築補助金の採択率は?(第1回公募)採択の特徴も

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事業再構築補助金の採択率は41.6%

事業再構築補助金とは、新型肺炎の感染拡大による影響を受けた中小企業に対し、新しい分野への進出や、事業や業種、業態の変換、事業再編をといった、思い切った事業再構築を進めるための補助金です。その転換にかかる費用の3分の2を補助し、1社あたり100万〜1億円が補助されます。持続化給付金が赤字補填に近い給付金なのに対し、事業転換補助金は新しい取り組みを行うための補助金といいえます。

事業再構築補助金の第1回公募においては、採択率は41.6%(書類不備を除いた申請件数19239件、うち採択件数8016件)となりました。不備がなく申請をしたうち、4割強が採択された形となります。

申請者のうち1割以上が不備

なお、書類不備を含めた応募件数は22231件のとなっています。すなわち、3000社近い申請者が書類不備などにより要件を満たさず、審査に進むことができなかったようです。

なお、書類不備となっても次回以降の公募があれば再公募は可能です。なお、添付された書類にパスワードがかかっていた場合などもみえられたようです。

過半数の採択金額は1500万円以下

なお、事業再構築補助金の事務局によると、採択金額の約46%が100万円以上1500万円以下であったようです。

まだ予算は余っている

なお、事業再構築補助金の予算はまだ多く余っているようです。第5次まで予定されているため、一度事業再構築補助金の公募要領に目を通してみるといいでしょう。(公募ごとに内容が変更される可能性があります)

事業再構築補助金は、認定支援機関とともに事業計画を策定しなければなりません。また、GビズIDプライムも必要となります。早め早めの準備を心がけましょう。

⇨外部リンク:事業再構築補助金事務局

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