東京都の中小事業者などは、省エネ効果などが期待される「省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵ショーケース」の導入に対し補助を受けることができます!この補助金を利用して省エネ型に買い替えるのはいかがでしょうか?今回は、令和3年度省エネ型ノンフロン機器普及促進事業について簡単に解説していきます。
令和3年度省エネ型ノンフロン機器普及促進事業について
補助対象機器について
フロン類ではない物質を冷媒として使用した冷凍冷蔵ショーケースである「省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵ショーケース」の購入費用補助を受けることができます。加えてその冷凍冷蔵ショーケースは、
- 東京都内の事業所に設置される
- 未使用品である
- 令和3年4月1日〜令和4年3月11日までの間に設置が完了する
といったいくつかの条件を満たさなければなりません。
補助対象経費
冷凍冷蔵ショーケースの購入費用だけでなく、運搬据付費なども補助対象経費にすることができます。(しかし運搬据付費は機器の購入金額の30%までとなります)また、内蔵形ショーケースか、別置型ショーケースかによって、補助対象経費が異なります。
内蔵型ショーケースの場合
補助対象機器の購入費用及び据付費
別置型ショーケースの場合
補助対象機器の購入費、運搬据付費及び工事費(材料費・労務費・直接経費など)
補助上限・補助率
令和3年度省エネ型ノンフロン機器普及促進事業の補助金額は経費の3分の1であり、1事業者あたり500万円が補助上限となっています。
補助対象者
条件をみたしていれば中小事業者だけでなく個人事業主でもこの補助金を受けることができるものの、冷凍冷蔵庫や食品製造工場などは対象となりません。また、補助対象機器に係るリース事業者も対象となります。
なお、東京都が実施する省エネ性能などを確認するアンケートに協力が求められます。
購入前の申請必須
この補助金の申請を受ける場合、事前に審査が必要となるため、購入前に必要書類によって申請・審査を通過しなければならないため注意しましょう。
メリット
省エネ型ノンフロン機器の導入により、その名の通り省エネ効果が期待されます。場合によっては20%ほど削減された例も報告されており、年間では数十万単位の節電となる可能性があります。加えて、ノンフロン機器はフロン類を含むものに比べて点検の実施などの軽減も期待されており、導入をすれば確かなメリットがあります。
デメリット
いかんせん、「省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵ショーケース」は高額なものが多いです。設置するための時間などもかかります。加えて現在使用しているものと取り替える場合、もともとの使っていたものの廃棄費用なども必要となるため、出費は重なります。補助をうけることができたとしても、一時的には大きな出費が必要となります。
詳細は募集要項をご確認ください
詳細は、東京都環境局のHPをご覧ください!